最近ではデジタルサイネージの利用が広がってきています。最も大きな理由はその訴求力の大きさです。デジタルサイネージはテレビのようなディスプレイを用いますから、ポスターや看板などとは異なり、それ自体が鮮やかに発光します。さらに、ポスターや看板は静止画像しか扱えませんが、デジタルサイネージの大きな強みは動画が扱えることです。
小規模な商店や個人経営のお店で使われているようなケースでは本格的な動画が使われていることはまだまだ少ないですが、これはあくまでコンテンツ作成の問題であって、機器の物理的な制約によるものではないことがほとんどとなっています。実際、大規模な商業施設などに設けられている大型ディスプレイではテレビCMか何かのように動画が映し出されています。そして、音声も使えることもメリットの一つになります。利用する場所によって制約があったりすることはもちろんですが、必要に応じてスピーカーを使って音声も出すことができ、アピール力はさらに大きいものとなるわけです。
今までのポスターとか看板、広告と並べて見ることがあれば両者の違いは一目瞭然で、とにかく何らかの形で顧客にアピールしなければ始まらない仕事をしている多くの会社とかお店にとって、デジタルサイネージにしなければ乗り遅れてしまうと感じることがあったとしても致し方のないところでしょう。訴求力の大きさだけでなく、タイムリーに内容を変えられる点も今の時代に合っています。