デジタルサイネージは静止画の表示がとても綺麗に行なえます。デジタルサイネージといえば動画と派手な演出と考えがちですが、高精細液晶ディスプレイを搭載していることが多いので表現力は静止画でも抜群です。また、動画は作成費用がかかりますので静止画でコストを抑えるという手法も可能です。デジタルサイネージで静止画を扱う際には2つのことを注意するとよいようです。
1つ目は画像フォーマットの選別です。デジタルサイネージで扱える画像フォーマットは搭載されるコンピュータで変わってきますが、一般的にはJPEG、BMP、PNGです。これらの画像フォーマットはパソコンで扱えるものですが、それぞれ得意不得意があります。扱いやすいのはJPEGですが、圧縮率が高いと画像が荒れてしまい、低いとサイズが大きくなってしまいます。
また、BMPについては高精細ですがサイズが大きく扱いにくいです。そこで注目されているのがPNGです。PNGは圧縮もしっかりきき、透過フォーマットを採用しているので文字などを静止画の上にのせることが可能で扱いやすいフォーマットです2つ目は文字のサイズです。静止画ベースの場合、どうしても文字を大きくしてしまうのですが、最低限の文字サイズを守りながら情報量を増やすこともできます。
情報として必要なのがお店の名前、住所、電話番号、扱い商品などですが、静止画に埋め込む形でも文字のサイズにメリハリを付けることで伝わりやすさが変わるので注意が必要です